
将来いくら払うのか予想できない、
中退共に入っているけど足りないかもしれない、
保険代理店に相談したら保険の売り込みばかり、
顧問社労士に相談したけど参考にならず、不安だなあ…。
退職金に強いコンサルタントはいないだろうか?
基本給で退職金が決まる制度は、貢献度とは無関係の高額の退職金となります。シンプルでありながら貢献度に応じた退職金の払い方がわかります。
私たちは、実際に災いが足元までこないと動かない傾向があります。そして、年金問題と退職金問題は、そのときになるまで問題は、先送りされています。年金問題は国の問題ですからしかたありませんが、もし、あなたがご自分の問題について目をつぶっているとしたらどうなることでしょうか。
そこで、退職金の現実を知っていただき、現実的な対処ができるようにしようというのがこのセミナーの目的です。
どのような問題があるか中小オーナー企業の例を取り上げてみると……。
製造業のA社では、事務員さんが勤続40年でめでたく定年退職することになり、退職金を計算してみると、なんと退職金が2千万円になった。社長はびっくりしたが、事務員さんはもっとびっくり。社長は「こんなはずではなかった……」と天を仰ぎ大きなため息。
A社の退職金は基本給に支給率を掛けて退職金を計算しています。昇給すると基本給が上がり、昇給する分、退職金が増加する、しかも勤続年数が増えるほど、支給率が高くなるような仕組みになっています。勤続が長い社員ほど退職金が高くなる、それも定年退職前の10年間でうなぎのぼりに増える仕組みになっています。(実は多くの企業がこのような制度です)
話は事務員さん一人の問題だけに終わりません。これから10年間で定年退職する社員の退職金がいくら必要なのか計算して、さらにびっくり。定年退職者に退職金を払うと、利益がふっとび、大幅な赤字になってしまうことがわかりました。
また、卸売業のB社では営業担当者から1年のうちの最高の書き入れ時を目前に退職願が出されて来ました。退職金の額は自己都合でも2百万円、問題社員でもないし解雇事由に該当するわけでもないし自己都合係数で減額する以外には減らすことはまったくできません。社長さんは「超多忙時期を前に退職するとは何事ダ‼」とプンプンです。
B社の退職金も先のA社に似たりよったりの退職金規程です。自己都合係数以外に支払額を減らす方法がありませんでした。おまけに退職金の資金準備は“中退共”のため丸々そっくり件の社員に支払われてしまいました。
退職金を払うと、利益がふっとんでしまうほどの退職金といい、けしからん従業員にそっくり持っていかれてしまう退職金といい、“アッたま”にくる退職金ですよね、事業投資ならまだしも、経費となるだけで、何の利益も生まない退職金の支払のために懸命に働いていたとは、トホホ……。
セミナーでお話しする内容の一部を紹介いたします
- 中小企業にとり退職金とは何か
- 中小企業の退職金に求められるもの
- 会社の終わりという視点で退職金を考える
- 失敗事例! 自主廃業もできない社長
- 退職金時払い準備はこうする
- 誰でもわかる! 簡単な退職金制度
- 中小企業にあっている退職一時金制度とは
- 誰も知らない本当の、事実の退職金相場とは?
- 会社のお金が“生きる”仕組みをつくる
- ポイント制退職金は運用困難
- 前払い退職金制度は、不満・不評のもと
- 確定拠出年金(401k)に切り替えて失敗
開催日 | 2022年 3月22日(月)13:00~15:00 |
会場 | 福井県自治会館 (福井市西開発4丁目202) TEL 0776-57-1111 |
講師 | 橋 敏夫(特定社会保険労務士) |
対象 | 経営者、管理職、総務人事関係 |
定員 | 先着10名様(ご入金順) |
受講料 | 1名様につき 11,000円(税込)2名からは半額 顧問先様は無料(同伴者も無料) 入金完了をもって、申込み完了となります。 社会保険労務士等の士業、コンサルタントの方は参加できません。 |
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